見つめる

ささやかなこと

夜はほんとうに憂鬱になる。

寝なきゃいけないとわかっているが無理やり体を目覚めさせてしまう。

ブルーライトで目はもうボロボロ。

ベッドに根をはっている。

休みがくると何もせず横になって映画をみて1日を終えてしまう。

もちろんパジャマのまんま。

この堕落した生活よ。

人間として最低限のこともできない。

楽しいのは映画をみてるとき、音楽をきくとき、ネットショッピングでポチるときだけ。

LINEの通知は静寂、つぶやきも他人のいいねを求めて行う。

ああどうして私は他人との境界線を薄めてしまうのだろう。

意識高くなんて到底私には無理。

このまま体がアイスクリームみたいに溶けてベッドの奥まで染み込んで床にバニラの栄養を与え花を咲かせればいいのに。